2005年05月15日

●八田與一技師墓前祭(2005/5/8)

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今年は烏山頭水庫(ダム)ができて85年、そして5月8日は日本時代に台湾南部を一大穀倉地帯に変えた水庫の完成に半生をかけたた八田與一技師の63回目の命日。八田が設計し、たくさんの日本人と台湾人によってつくられた大量の水を貯えた烏山頭水庫の畔に立つ墓石と銅像の前で、毎年この日に墓前祭が行なわれている。
墓前祭は地元の嘉南農田水利会(徐会長)が行なっているものだが、台湾人と八田技師の故郷金沢からの墓参団や日本人、昨年を上回る約300人が参加して盛大に行なわれた。

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14時、地元僧侶による読経にはじまり、各界の方々の献花、そして金沢から来られた84歳になられたご子息の八田晃夫氏(写真:上中央)もお参りをされた。また1980年に台湾・高雄日本人学校に赴任された後書かれた「台湾を愛した日本人」の著者古川勝三さんも参加された。また台湾南部竹田村にある池上一郎博士文庫をつくられた劉祖耀氏(写真:下)もかけつけてくださった。
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銅像前に献花参拝をする地元民(写真上)、最後のご挨拶をする嘉南農田水利会の徐会長(写真下)。
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式典は一時間にわたって行なわれ、私も台湾の友人という紹介で代表献花をさせていただいた。最後に西瓜やパイナップルが振る舞われ三々五々の解散となった。

八田技師は台湾人からも慕われかつ歴史教科書にも紹介されている日本人、台湾の広大な不毛の大地を、大規模な灌漑施設建設によって穀倉地帯に変える壮大な事業を成し遂げた男、心から台湾を愛し、また台湾人に愛された男。 こんなにすごい人がいたことは大きな誇りだ。この日から八田夫妻を描くテレビドラマの撮影が開始されたが(放送は来春だが日本放映は未定)、多くの日本人にも知ってほしい大事な歴史の一部だ

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ホームページに・・・ 台湾最大の穀倉地をつくった八田與一 大事業「嘉南用水路(嘉南大しゅう)」