2005年07月01日

●李登輝前総統の生家「源興居」

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台湾民主化の父とされる李登輝前総統の生家が、台北から北へバスで一時間ほどのところ「三芝」にある。2号線沿いの三芝バス停を降りるとT字路がすぐ近くにあり101号線のなだらかな登り道を15分、わき道に入った小高い丘のところに建っている。


leehouse2.jpg台湾の伝統的な建築様式の家屋であり、「源興居」(台北縣三芝郷埔坪村源興居)と呼ばれ、周囲は豊かな緑に囲まれているのんびりしたところだ。

隣に立つ雑貨屋の店先には最近源興居に来られた李登輝氏や著名人の写真も飾られ、ちょっとした観光地になっているようだ。


leehouse3.jpg・交通~台北駅からほぼ30分毎に走っている淡水客運バス「三芝」行き(中山北路の国賓飯店や大同大学、MRT淡水駅前でも乗車可能)に乗車、三芝まで約70分。
淡水から38NTD、台北駅からは68NTD。淡水から基隆へ走る基隆客運でも可(三芝下車)。

李登輝氏は、1923年(大正12年)1月15日に父・李金龍、母・江錦の次男として台湾・台北県三芝
郷の源興居に生まれた。

1935年淡水公学校を卒業、高等科に入学。1943年台北高等学校を卒業後、京都帝国大学農学部に進学。学徒出陣で陸軍に入隊。終戦後の1946年に台湾大学農学系三年生に編入し、1949年台湾大学卒業の年に、曽文恵女史と結婚をされた。

米・アイオワ大学大学院、コーネル大学大学院修了。農学博士。台北市長や副総統を歴任後、1988年(同63年)総統に就任。1996年(平成8年)、総統直接選挙で総統に当選。2000年(同12年)、国民党主席を辞任。

兄は李登欽(靖国神社ご祭神)。


leehouse4.jpg興源居の前方に最近オープンしたばかりの有名人館がある。三芝が輩出した4名の著名人の貢献が展示されている。

政治家(民進党)の盧修一氏、台湾が生んだ台湾を代表する作曲家の江文也氏、台湾で最初の医学博士(初の博士取得者でもある)で前台湾大学医学院院長、高雄医学院創始者の杜聡明氏、そして台湾民主化の李登輝氏に関する展示・説明がされている。

李登輝氏愛用のゴルフクラブとシューズも展示されていた。

また、館内には台湾の開拓史や三芝の郷土史も展示してあり、展示場の配置や紹介から観光客にも三芝の清朝乾隆時期より現代に至るまでの歴史がはっきり理解できるようになっている。

(2005/6/26)