2005年10月15日

●バンコクの地下鉄

thai_wat.jpg日本のODA実績は、2001年に10年にわたり続いたトップの座を米国に譲り、2003年には、対前年比が4.3%減の88.8億ドル(東欧諸国、ODA卒業国向け実績を除く)となった。


日本は、前年に引き続き世界第2位の援助国である。

以前から日本のODAのあり方について論じられているが、もっとも非常識なことは、中国や韓国に対して多くの支援をしてきたにも関わらず、当局は社会・国民に対して、日本から支援を受けた事実を公開していないということだ。


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一方、皇室のつながりも深いタイ国では、ODAについて感謝のパネルを掲げることによって、国民に周知している。最近では2004年開通したバンコク市内地下鉄に対する支援だ。各駅にそのパネルが目立つところに貼られているのだ。
支援したから感謝の言葉を要求するわけではないが、全く国民に知らしめることのない対応はいかがなものか。また既に自立している国家に支援は不要ではないだろうか。


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※碑板には以下の言葉がタイ語、日本語、英語で書かれている----

「この碑板は、M.R.T.チャルームラチャモンコン線の建設に際し、日本国政府が国際協力銀行を通じてタイ高速度交通公社に行った資金協力に対する感謝の意を表して設置されました。」






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