2007年01月22日

●池上一郎博士文庫六週年(2007/1/16)

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今年も池上一郎博士文庫週(周)年紀念祭が氏の誕生日にあわせ、台湾・屏東縣竹田驛園で開かれた。
今年は設立六年。

看板がもうひとつ増えた。
研究学会としての団体として認可されたらからだ。
文化交流の基盤として文庫が発展できるチャンスも増えた。

070116-2.jpg理事長には劉耀祖代表が就任(写真右)。
元英語教師である劉氏の誠実さと館長の曾貴珍女史(写真下)の人柄に魅せられる図書館だ。

幸い蔵書も増加、文庫の収容能力の関係で日本から送る書籍も現在ストップしている。

増築も検討課題となっている。

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式典は例年通り「新年の歌」を合唱してのスタートとなった。

今回の司会は高雄在住の日本人N小姐。台湾人と結婚し現在高雄の大学で勉強中、しかも剣道四段の才女。式典前の剣道のデモンストレーションでは審判役も務めた。

書籍送付窓口として活躍されている東京大学S先生のご挨拶、筆者の祝辞、参加者のご挨拶が続き、文庫前の庭園で記念写真撮影、そして台湾南部の客家料理の昼食会と和やかに会が進められた。

一年ぶりの再会を互いに喜び合う同窓会のような会合だ。
次世代につなぐべき若い世代の方も大阪、静岡から参加、台湾在住の日本人も台北や高雄から多数が参加した。

毎年1月16日に行われていた会合は、理事会での提案により来年からは直前の土曜日開催にして参加者を増やすことになり、研究学会として新しいスタートとなりそうだ。

来年2008年1月12日(土)の再会を約束して、三々五々の解散となった。

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文庫に関するお問い合わせはこちらからどうぞお願いします。また、文庫全般いついてはホームページ「ILoveASIA・池上一郎博士文庫」をご参照ください。


2006年11月11日

●八田技師記念碑の除幕式

hatta061105_1.jpg八田技師の生誕120年を記念し、金沢の生家で記念碑の除幕式が行われた。

大正から昭和初めにかけ、台湾南部に大規模なダムと水路を建設した金沢市出身の技師八田與一氏(1886-1942)の生誕百二十年を記念する石碑が同市今町の生家の庭に完成し、11月5日、家族や関係者らが除幕式を行って偉業を偲んだ。 

生誕地碑は、地元有志でつくる「八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会」(中川外司事務局長)が建立。除幕式には地元住民らも出席し、山出保市長は「台湾との友好、世界平和に寄与した功績は計り知れない」とたたえた。

hatta061105_2.jpgまた来賓として出席された台湾代表の許世諧先生(写真左)は、日台の更なる友情と共に未来志向のお話をされ、台湾から来日した嘉南農田水利会の徐金錫会長(写真下)も、「碑の完成を機にさらに交流を深めていきたい。こうした懸け橋がこれからも私たちの心に深く深く残っていくと思う」と語った。

生誕120年にちなんで金沢では記念展が開催されている。
機会があればぜひ行かれることをお奨めする。

金沢市下本多町「市立ふるさと偉人館」(076・220・2474)
「生誕120年記念 八田與一展」を開催中。来年2月25日まで。八田技師の遺品や、烏山頭ダム建設当時の写真資料などを公開。入館料300円、高校生以下無料。

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<写真提供:金沢市 marichan氏>

2006年05月25日

●八田技師生誕120年 -2

今年は技師生誕120年にあたる。
今年も八田技師の命日である5月8日に、台湾南部の都市台南市からバスで一時間の烏山頭水庫(ダム)の畔で墓前祭が行なわれた。(昨年は筆者も参加し拙ブログで報告

参列者は八田技師の故郷である金沢の「八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会」のメンバーに八田氏を追悼するために渡台してきた日本人、台湾在住の日本人に台湾人を加え200人余りとなった。

その様子は大陸系も含む台湾各紙で大きく取り上げられた。日本国内では、連載記事を含めて八田技師の地元の「北国新聞」で報道された。
「北国新聞」の記事では、墓前祭に加えて奇美グループを率いる許文龍氏訪問、台北日本人学校訪問も紹介している。
以下見出しのみ記載しておく。

・八田技師生誕120年ダムの恩人偉業たたえ墓前祭に住民200人

・「戦前の偉人正当評価を」八田技師夫妻友好の会と交款
~実業家許氏が強調、バイオリンで軍艦マーチも

・「舞台劇、協力したい」雲林農田水利会を表敬

・受け継がれる技師の足跡 ~ 「八田夫妻友好の会」台湾訪問

・政争離れ功績顕著 ~ 反日的大陸系新聞も報道

・異郷で郷里の先人知る ~ 娘からの「ひと言」がきっけ

・絆を深める第一歩に 長男晃夫さん「台湾が故郷」


「八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会」の一行は11日に帰国した。
ご長男の八田晃夫氏(85)も今回が最後の渡台になることを知っていたようだ。10日後の5月20日安らかに永眠となった。

異国で活躍した日本がいたことを、多くの日本人に知って欲しいものだ。

なお八田技師について数年前にホームページにまとめたもの があるので、併せて参照頂ければ嬉しい。

2006年05月20日

●八田晃夫氏ご逝去

hatta05_3s_a.jpg八田與一氏ご長男の八田晃夫氏が、5月20日朝8時36分にお亡くなりになりました。
昨年の八田與一墓前祭でお会いしたが、今年の5月8日の墓前祭にも愛知から渡台、参加されたそうです。
10日には、台北の日本人学校で子供さん達に「将来の日本と台湾の架け橋になって欲しい」と熱心に訴えられていたとの事です。
享年85歳でした。

心からご冥福をお祈り申上げます。 合掌

(写真=墓前祭に出席する八田與一氏の長男・晃夫氏と綾子夫人)

[追記=2006/5/21=]
一行の墓前祭をアレンジされたtokusanからTBいただいてます。あわせてご参照下さい。(墓前祭についての詳細のエントリーも期待したい。)


[追記=2006/5/21=]
台湾週報によると、八田氏の功績をより多くの人に知ってもらおうと、このほど志ある人々の奔走のもと、その生涯を描いた舞台劇が制作されることが決まったそうだ。

日本の「現代演劇協会」事務局長を務める杉本了三氏によれば、この劇は台湾と日本の役者が共同で出演し、来年2月に日本で初公演、同5月には台湾で公演する予定であり「台湾で現代化に尽くした八田氏の生き様をみてもらいたい」と意欲を語った。

2006年05月09日

●八田技師生誕120年

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昨年の5月8日は技師墓前祭に参加してきたが、あれから一年、今年は生誕120年として墓前祭が行われた。北國新聞が今日9日にその様子を報道した。以下にその内容を引用する。

[追記](2006/05/10)八田與一の生涯を描いたTVドラマがこの5/8スタートする予定でしたが、これまで何の発表もなかったため、台北に住む友人に調べてもらったところ、断片的ながら以下のような状況。
[2005年5月25日報道] 八田與一の妻の役をする予定だった松田聖子は、娘と不和のため悩み多き。撮影で3ヶ月も台湾にいることができず、テレビ局にお断りしたようだ。
[2006年2月24日報道] 撮影は継続中で、江霞社長が退任する前に力を入れていた「水色嘉南」は撮影中、日本の芸者役の李淑禎に嫉妬する重大な役をこなす寥家儀さんは、スタイル保持のためベジタリアンになったそうだ。また芸者役の李さんは眉をそったため、一歳のお嬢さんが怖がったとのこと。

今ひとつわからないが松田聖子が降板したことは明確になった。

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ダムの恩人の偉業たたえ 八田技師生誕120年、台湾で墓前祭
  金沢の友好の会、住民ら参列
 
【台南8日宮下岳丈本社記者】台湾を訪問中の「八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会」(金沢市)は八日、同市出身の八田與一技師が築いた台南市郊外の烏山頭(うざんとう)ダムで同技師と外代樹夫人の墓前祭に臨んだ。技師の生誕百二十年に当たる節目の年とあって、付近の住民や行政関係者ら約二百人が参列し、日本統治時代に台湾南部の荒野を緑の農地に変えた恩人の功績に思いをはせた。  墓前祭に参加する「友好の会」の一行には、八田技師を慕う日本人参加者が次々と合流。七十人近くに達し、日本での八田技師夫妻への関心の高まりをうかがわせた。乾期に当たる五月上旬としては珍しく、小雨となり、日本からの一行は「八田技師の涙雨ではないか」と語り、台湾の住民は「作物が実るよう、八田先生が天から雨を降らせてくださった」と述べ、それぞれ故人をしのんだ。烏山頭ダムを管理する嘉南農田水利会の徐金錫会長をはじめ、地元の行政関係者、「友好の会」の一行が次々と焼香し、墓前に果物などの供物をささげた。  墓前祭に先立ってダム付近のホテルで技師の生誕百二十年を記念する講演会が開かれ、地元の農業関係者や行政関係者らが「八田先生の精神を学びついでいこう」と呼び掛けた。席上、八田技師夫妻をテーマにした舞台劇「水のフォルモーサ・台湾八田與一の生涯」の脚本が完成したことが紹介されると、会場はひときわ大きな拍手に包まれた。講演会に参加した蘇煥智・台南県長(知事)は講演会後の取材に対し、「(舞台劇が)台南で公演することがあれば、協力を惜しまない」と述べ、舞台公演への期待をこめた。この日は嘉南農田水利会による生誕百二十年記念パーティー、音楽会も開かれた。  「友好の会」一行は九日、一昨年八田技師の銅像を金沢市に寄付した実業家、許文龍氏を訪ねる。
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