●自民党新憲法草案
自由民主党の新憲法制定推進本部から「新憲法草案」が2005年10月28日に発表された。
環境、人権についても付加され、時代の大きなテーマを浮き彫りにしている。注目は第九条。
(左の写真は現憲法公布を知らせる官報)
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第2章 安全保障
(平和主義)
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
(自衛軍)
第九条の二 我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮権者とする自衛軍を保持する。
2 自衛軍は、前項の規定による任務を遂行するための活動を行うにつき、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。
3 自衛軍は、第一項の規定による任務を遂行するための活動のほか、法律の定めるところにより、国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び緊急事態における公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことができる。
4 前二項に定めるもののほか、自衛軍の組織及び統制に関する事項は、法律で定める。
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第九条の二として自衛について記載されたことは、主権国家として適切なものだろう。「自らの国を自らが守る」という国家の基本が明確になることは、素晴らしいこと。といっても、どこの国もそんなことは基本として認識していることだから、日本もやっと他国並みの考えになったということだ。
しかし、第九条そのものの「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使」の定義が明確になっていない。放棄の範囲を具体的に示していないのは論議の対象となるだろう。
いずれにしても「国家の自衛」を明記することは絶対条件だ。 どっかの政党がバカみたいに言っていた「非武装中立」なんてありえない。永世中立国のスイスでも自衛のための武装はしっかり保持しているのだ。
与えられた憲法から自らの憲法にしていくための第一歩。大いに議論して成立につなげていくべきだ。
膨大な憲法草案。現在の憲法と比較しながらじっくり読んでみたい。(徒桜さんが比較したエントリーをアップされました)


コスモスと並んで、秋に咲く代表的な花である曼珠沙華の日本一の群生地は