2006年05月28日

●話芸「落語」

060528_rakugo.jpg

日本の話芸の代表といえば「」。日本の話芸の成立を考えるとき「説話文学(昔話・民話を含む)」「咄職(咄のもの)」「説教(仏教の布教)」の三系列があるそうだ。落語の源流はどれにもあたるらしい。
詳細は歴史書等に譲るが、ジャンルとしては東京落語、上方落語に分けられ、いろいろなしきたりも異なるようだ。

上方落語は会社組織のなかで存在するのが特徴だが、東京は師弟制度のなかだけで動いている。
歴史的な出来事も経て4団体(落語協会落語芸術協会円楽一門会落語立川流)で構成されている。
定席といわれている寄席は、上野・鈴本演芸場新宿・末廣亭池袋演芸場浅草演芸ホールがあり一年中楽しむことができる。

落語の原点は"人情噺"であり、日本の「こころ」の原点だ。

芸道には“きびしさ”がある。落語に魅力があるのは内容の面白さよりも演者の力にある芸道修行の“きびしさ”の裏づけではないか。それが「話芸」となって顕在化するのだろう。

(写真=柳家喬太郎師匠・関東学院大学生涯学習講座

2006年05月22日

●森林浴の森100選

を楽しむ場所が近くにあることはいいことだ。
昔はあらゆるところにあったが、次第に都市開発の対象になり消えていった。

「フィトンチッド」、森林の香りだ。
なかなか自然と触れる機会が少なくなった日々だが、久しぶりの好天なので、近くの寺家ふるさと村を散歩してきた。いわゆる森林浴を楽しんだ。
「フィトンチッド」は、自律神経の安定に効果的と言われ、肝機能を改善したり快適な睡眠をもたらすことも知られている不思議な働きを持っている。
たまには、ストレスをやわらげて、身も心もリフレッシュさせる森林浴の爽快感を味わうのもいいものだ。

緑を確保・保護することは大事であり、人と自然との共生は絶対のことだ。そのための公金や人の投入は将来の日本のために必要であり、行政と国民の協力下で進めなければならない。緑を孫の世代に繋げるために・・・・。

 「森林浴」という言葉のもと、初めて森歩きが行われたのは木曽上松町にある赤沢自然休養林とされる。「森林浴の森100選」では、この赤沢自然休養林をはじめ、都市周辺の比較的アクセスのいい身近な森林が選ばれている。県民の森、森林公園、海岸林、自然休養林、社寺境内林など、多くは以前から、人々が散策などを楽しんでいた森でもある。

続きを読む "森林浴の森100選"

2006年05月04日

●プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選

kagaya_old.jpg明治39年 9月、12室30名収容の旅館からスタートした「加賀屋」(石川県七尾市和倉温泉)は、なんと連続26年間「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選 」で、総合一位の座を継続している。
CS、顧客満足度を最優先にサービスを提供し続けてきたからこそ成し得たものだろう。
台湾前総統の李登輝氏は、2004年末の日本訪問時に泊まられとても気に入られたそうだ。宿泊をアレンジされたBLOG台湾生活のオーナーであるtokusanのレポートも参考になる。

日本の宿泊施設は伝統もあり、極めてサービスの質が高い。
なかなか素敵な宿に泊まることはないが、時にはゆったりと質のいいサービスを受けたいものだ。
ちなみに2005年総合ベスト10は以下の通りだ。

第1位 加賀屋 石川県/和倉温泉
第2位 稲取銀水荘 静岡県/稲取温泉
第3位 日本の宿古窯 山形県/かみのやま温泉
第4位 草津白根観光ホテル櫻井 群馬県/草津温泉
第5位 白玉の湯ホテル泉慶/華鳳 新潟県/月岡温泉
第6位 ホテル百万石 石川県/山代温泉
第7位 ホテル秀水園 鹿児島県/指宿温泉
第8位 水明館 岐阜県/下呂温泉
第9位 堂ケ島ニュー銀水 静岡県/堂ヶ島温泉
第10位 いなとり荘 静岡県/稲取温泉
(ちなみにブログオーナーはベスト10のどこにも泊まったことがない・・・・)

その他部門別にも発表されている。
もてなし部門 おもてなしや心配り、対応、案内、清潔さなど
料 理 部門 献立や配膳(出し方・下げ方)、器、味付け、質・量など
施 設 部門 設備や機能などハード面(客室、風呂、宴会場など)を重点に安全性と快適性など
企 画 部門 旅館の特徴づくりと総合演出、企画商品、商品開発など

たまには参考にして泊まってみたい・・・・・・。

2006年05月02日

●梅干し

umeboshi.jpg

梅干しは日本の象徴みたいだが元々は中国だ。
日本に梅が伝わったのは奈良時代以前のようだが、中国から伝わってきたときは梅干としてではなく、梅の実を燻製させて作った「鳥梅(うばい)」と呼ばれる薬のようなものとしてだった。
梅の名前が記録に残っているのは751年の『懐風藻(かいふうそう)』が最初らしいが何と『万葉集』のなかでは118首も詠われており、実に桜の約3倍にあたる。
当時は梅が日本の象徴だったのかもしれない。
また古くから薬用としても用いられていた。さらに長期保存ができるため、梅は非常食としても使われてきた。
今ではすっかり日本の食の一部として定着し、梅干や梅酒だけでなく、梅風味のお菓子、梅ジュース、梅ドレッシングなどいろいろなものに使われている。
しかし、なんといっても梅がなかに入った「握り飯」が代表格だ。