2006年07月16日

●七夕

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七月七日には誰もが願い事を書いた短冊を笹竹に飾った思い出があるだろう。
五節句の一つである七夕は、彦星と織姫が一年に一度だけ天の川で逢瀬を楽しむ、というロマンチックな話で知られている。

日本では古くから伝わる七夕にまつわる信仰がある。それは‘棚機(たなばた)’という布を織る機械に由来するもので、お盆にけがれを知らない棚機津女(たなばたつめ=布を織る女性)が機屋にこもって神を迎えて祭り、お盆の終わりには人々のけがれを神に持ち去ってもらうという行事だ。
これが旧暦の七月七日に行われたと伝えられ、これらが習合して七夕となり、江戸時代には民間にも広がったそうだ。

大規模な祭りとしては仙台平塚の七夕祭りが有名だ。

2006年07月09日

●懐石料理

wasyoku0.jpg懐石料理とは、禅寺の古い習慣である懐石にその名を由来する。

本来は、茶の湯において茶会の際、会の主催者である亭主が来客をもてなす料理をいうそうだ。
懐石料理を弁当にしたものを点心という。

もっとも、現代では本来の懐石の意味は廃れ、和食コース料理を指すといった実利的な意味に変化している。

和食といえば、精進料理 、本膳料理 、会席料理 、懐石料理 、郷土料理 に大別されるが、どの料理も器に凝っている。
料理の器というと、利休時代には全てが黒漆塗りであったが、織部焼などの国産陶磁器の発達によって多彩な器が用いられるようになった。

現在では懐石料理に用いる器は陶器、磁器、漆器、白木、ガラス器などがある。
どれも料理との調和を考慮した組み合わせで振舞われるのがいい。

器の美しさと食の彩り、形を見ながら味わうのが和食の楽しいところである。


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