南部の足長おじさん -池上一郎博士文庫-

1911年1月16日東京に生まれた池上一郎は、府立第一中学校、第一高等学校から東京帝国大学医学部に学び、卒業後の第二次大戦においては軍医任命を受け、台湾高雄州潮州郡竹田庄第一九七一二部隊野戦病院院長に派遣されました。 当地では軍隊兵士の治療に加え村人たちの診療・治療も行ったそうです。
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戦後は日本において台湾からの留学生を支援するとともに、晩年は第二のふるさとである竹田に対し書籍や奨学金寄付を行いました。地域住民からは大変尊敬され台湾政府文建会によって竹田駅公園として整備されるなかに池上一郎博士文庫が誕生日の2001年1月16日に完成しました。 池上一郎は日本で完成した文庫のビデオを見ていたそうです。しかしその二ヵ月後、背広・ネクタイ姿で90歳の生涯を安らかに終えました。

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池上一郎博士(88) 池上夫人ゑみ子女史(78)
1999/1/1撮影
(ゑみ子夫人は2006/2/17に逝去されました)

池上一郎博士文庫は、竹田驛園内に日本建築のまま保存されており、池上一郎や日本人及び地方有志からの寄贈書は文庫へ納められ、郷民に愛読されています。文庫は館長である笑顔の素敵な曾貴珍女史、文庫理事長の劉耀祖さん、ほかたくさんのボランティアの方々のご尽力で運営・管理されています。 毎年誕生日の1月16日の前、最も近い土曜日に週年祭が開かれています。 (17週年祭は2018年1月13日予定)
これまでの週年祭については Blog ASIA - I Love ASIA - を参照ください。

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文庫は現在8:30-11:30、14:00-16:30が開館です。<月曜日は休館>
土日はAMだけの開館です。(夏季7/1-8/31はAMのみ開館)。
<住所:台湾 屏東県竹田郷履豐村 竹田火車驛園  TEL:08-7711-647> 
高雄駅から区間車(のみ停車)で38分。47NTD。

竹田驛は日本統治時代の1919年(大正8)に建てられた八十数年の歴史を有する古い駅として保存されていますが、現在台湾で木造の日本式駅舎が残っているのは、南部では保安駅、後壁駅、林鳳営駅、集集駅があります。
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